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適切な治療法を選ぼう

子宮筋腫にはさまざまな治療法があり、そもそも治療するかどうかも症状を考慮して自己責任で決められる病気です。
それだけに、治療法は慎重に考えなければなりません。
病気の性質や各治療法のメリット・デメリットをよく知り、自分の症状にあった最適な治療法を選ぶことが、治療後の後悔を防ぐのに大切なことです。
すべて医師まかせにするのではなく、治療の決定権は自分にあり、最終的に子宮筋腫を治癒するのは自分の体であることを強く認識しましょう

冷静になってから判断する

誰しも病気になると、気が動転して適切な判断力を欠いてしまうものです。
「焦っているな」と感じたら、いったん考えるのをやめて、気が静まるのを待ってみましょう。
子宮筋腫は緊急を要する病気ではないので、冷静になってから治療法を検討しても遅くありません。

負担の少ない治療法から検討する

治療法を選ぶにあたっては、体に優しい方法から検討することが原則です。

最近では薬も手術も使わない改善法も専門家によって多く考案されており、子宮筋腫に悩む多くの女性が目を向けています。
自分の大切な体を傷つけたくない気持ちが強い人は、ぜひお試しになることをおすすめします。

たとえ手術する場合でも、開腹手術はできるだけ避け、体へのダメージが少ない子宮動脈塞栓術や、メスを入れないタイプの手術から考えます。
子宮もできるだけ残す方法を選ぶようにします。
症状がなく、妊娠にも影響がないような筋腫であれば、すぐには治療せずに経過観察で十分な場合がほとんどです
焦って子宮筋腫をなくすことばかりを考えるのではなく、まずは治療の必要性から検討するようにしましょう。

自覚症状の変化にも気を配る

何らかの治療が必要になるのは、次のいずれかに当てはまる場合です。

  • 耐え難い自覚症状がある
  • 妊娠を希望していて、筋腫が妊娠に影響すると思われる

自覚症状がある場合でも、それが徐々に良くなっているようであれば、何らかの作用で筋腫が小さくなっていることが考えられます。
また、妊娠によって子宮筋腫が改善する場合もあります
逆に自覚症状がだんだん強くなっていくような場合は、そのままにしていると、生活の質が著しく低下すると考えられるため、治療が必要といえます。

閉経を待つか……

年齢的に閉経が間近になっている場合は、ホルモン剤やその他の薬物療法で閉経を待つことも一案です。
ただし、短い期間とはいえ、ホルモン剤の使用は骨粗鬆症などの副作用が起こることがあります。
閉経が近い場合でも、症状があまりに重い場合は、治療を考えたほうがよいかもしれません。
また、可能性はわずかですが、子宮肉腫などの悪性腫瘍であった場合は、閉経によって解決されるものではありません。