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最新の治療法

子宮を全摘するのは耐え難い、あるいは子宮を失わなくても、お腹にメスを入れるのは恐いという人は多いと思います。
実際、手術というものは体に大きなダメージを与える治療法ですから、本能的に嫌悪感が表れるのは当然のことです。
そこで、荒っぽい手術に頼らない、子宮筋腫の最新治療法を紹介します。
開腹手術がどうしても嫌だという場合は、これらの方法を検討してみて下さい。

子宮動脈塞栓術 (UAE)

子宮動脈塞栓術 (UAE = Uterine Artery Embolization) とは、子宮動脈に塞栓物質を入れて血流をストップさせて、子宮筋腫を壊死させる治療法です。
手術の一種ではありますが、お腹や子宮にメスを入れることなく、ごく小さな切開で行えるメリットがあるため、最新の治療法の中では最も注目を集めています。
この治療法については、子宮動脈塞栓術についてのページで詳しく説明しています。

集束超音波治療 (FUS)

集束超音波治療 (FUS = Focused Ultrasound Surgery) とは、子宮筋腫に対して超音波のエネルギーを集中させ、筋腫を焼いて小さくさせる治療法です。
音波による治療なので、体にメスを入れたり穴を空けたりする必要はなく、麻酔も入院も必要ありません。
専用装置の上にうつぶせになったまま、下腹部に超音波を照射し、およそ4時間くらいかけて子宮筋腫を焼いていきます。
治療後は軽い腹痛などが起こる程度で、体への負担が非常に小さく、快適な治療法と言えますが、大きな子宮筋腫は焼き切れないこともあり、再発の可能性は否定できません。
この治療法は筋腫をなくすことではなく、小さくして症状を軽くすることを目的としているため、治療後に筋腫が再び大きくなってしまうこともあるのです。
また、健康保険が適用されず、治療費に50万円以上はかかるのが一般的です。
さらに、実施できる医療機関も少ないので、簡単に行える治療ではありません。

マイクロ波子宮内膜焼灼術 (MEA)

マイクロ波子宮内膜焼灼術 (MEA = Microwave Endometrial Ablation) は、細いコテのような器具を膣から入れてマイクロ波を発生させ、子宮内膜を焼く治療法です。
あくまで子宮内膜を壊死させて過多月経などの症状をなくすことを目的としたものであり、子宮筋腫を治療するわけではありません。
また、子宮内膜がなくなれば当然妊娠もできなくなるため、妊娠を希望する場合は行えません
手術は数分の間に終わり、痛みも少なく、手術直後から月経がほとんど起こらなくなるので、症状の改善という点では即効性が高い治療方法です。